現在の公式試験形式:CISSPはすべての試験言語でコンピュータ適応型試験を採用し、最長3時間、100〜150問です。合格基準は1,000点満点中700点です。
CATは通常の正答率テストではない
固定型の模擬試験では全員が同じ問題数に取り組み、最後に正答率を計算します。コンピュータ適応型試験では、回答のたびに能力推定値を更新します。そして試験範囲を満たしながら、現在の能力をより正確に測れる次の問題を選びます。
そのため、受験者によって出題内容も終了する問題数も異なります。問題の順序自体が測定の一部です。
試験が終了する理由
最低問題数に達した後、能力が合格基準を上回るか下回るかを高い統計的信頼性で判定できれば試験は終了します。判定できなければ、最大問題数または制限時間まで続きます。
早く終了したからといって、自動的に良い結果または悪い結果とは限りません。判定に必要な信頼性へ達したという意味です。問題数ではなく、結果が合格基準のどちら側だったかを示します。
現在のCISSP 8ドメイン
アダプティブ出題でも試験範囲は変わりません。現在の試験概要で求められる内容を網羅するため、実用的なCATシミュレーターには難易度調整とドメイン比率の両方が必要です。
実践的なCAT演習で身につけること
- 各回答を確定する。本番のアダプティブ試験では前の問題へ戻れません。何度も見直す習慣をつけないようにします。
- 3時間を配分する。早く終了する可能性があっても、150問まで解けるペースで練習します。
- 難しく感じることを受け入れる。CATは能力推定値付近の情報量が多い問題を選びます。難しく感じることは不合格の証拠ではありません。
- 役割と優先順位を読む。CISSPでは最速の技術対応より、最善の管理・ガバナンス・プロセス判断が問われます。
- 能力推移とドメインの弱点を見直す。単一の正答率だけでは、成績の安定性や特定ドメインへの偏りは分かりません。
CISSP Vaultのシミュレーション
CISSP Vaultは端末内でCAT形式のエンジンを実行し、適応的な出題、公式ドメイン比率、100〜150問、3時間タイマー、信頼度に基づく判定を再現します。終了後は能力推移とドメイン別習熟度を確認できます。
これは学習用シミュレーションであり、ISC2の公式採点エンジンではなく、本番の結果を確実に予測するものでもありません。固定模試では得られない判断のプレッシャーとフィードバックを練習するためのものです。
公式資料
試験形式とドメイン比率は、ISC2公式のCISSP試験概要およびコンピュータ適応型試験ガイドで確認しました。最終確認日:2026年8月29日。
ISC2 CISSP Exam Outline · ISC2 Computerized Adaptive Testing